31歳婚活始めました

婚活市場に舞い降りたホビット属シーサー科のお話

初めての婚活パーティー② 自己紹介タイム編

25歳にして初めて参加した婚活パーティー。

 

待ち合わせていた友人Aと合流し、パーティー会場まで向う途中でした。

 

Aはおもむろに言いました。

「実はさ、つい最近なんだけど、私彼氏できたんだよね」

 

「えっ!?」

 

「3日前に新しい彼氏出来たの。だから参加はキャンセルした方がいいかなって思ったんだけどキャンセル料かかるって書いてあったし…」

 

「そっかぁ…まぁしょうがないよね。 婚活パーティーの予約の方が前だしね。今回は彼氏いないていでいくしかないよね」

 1ヶ月前に別れたばかりなのに、もう彼氏が出来るなんておそるべしモテ神…

 

「彼氏さー年下なんだけどイケメンなの。飲み会で出会ったんだけどお互い一目惚れで、もう飲み会終わってその日の夜に電話で告白されて…ペラペラ」

 

へぇ そうなんだ

ふぅん 

あ、着いたよ

 

 

モテエピソードを適当に聞き流していると会場に到着しました。

受付を済ませ、大きな部屋に入ると、小さな机が並べられています。

机を挟んで男女が向かい合い、記入したプロフィールを見ながら話をし、一定時間経過すると男性が隣の席へ移動します。

 

男女ともに詳しい人数はその時はわかりませんでしたが、男性20名ほど女性も同じくらいでした。

周りを見渡してみると、女性は可愛い人も多く、年齢も自分と同世代かそれより下に見える女の子もチラホラ。

男性はプロフィールによれば、やや年上の20代後半か30代前半が多かったです。全体的に地味な感じでした。

 

最初は自己紹介タイムです。回転寿司のように男性がぐるぐる廻るアレです。

男性全員と話し終わったところで、中間印象カードなるものを記入するよう言われました。気になった異性の番号にチェックをいれ、スタッフが集計して、戻してくれます。

戻ってきたカードには、先ほど自分にチェックを入れてくれた・興味を持ってくれている男性の番号が分かるようになっています。

 

ただ、この中間印象カードとやらを記入するにあたり、ほんの数分話しをするくらいなので、正直ほとんどの人を覚えておらず、私は3 人くらいにチェックをいれたのみです。

そのうち、明確にいいなと思ったのは1人だけでその人は昔の元彼に似ていて、話易い感じの良いです。

 

逆に悪い印象を受けた男性もいました。

足を組んで目を全く合わせず、話しかけても一言返すくらいで、なんか機嫌悪いのか単に私に興味がないのか、ちょっと失礼な態度の人です。

 

 

戻ったきたカードを見ると、9名の男性からチェックが入っていました。

ふむふむ、半分くらいか…でも誰が誰だかほとんどわからん!

そして意中の彼はというと…

残念ながらチェックは入っていません。片思いでした。

 

婚活初めました。そして初めての婚活パーティー

始めまして、リンダ山木と申します。性別は一応女性。
生誕31年!
彼氏いない歴5年です。お一人様が板に付いてきました。そろそろ婚活始めよっかな、とようやく重い腰を上げ、婚活市場に降り立ったシーサーです。

周りはあれよあれよと結婚し、コンパも近年では年1あるかないか。出会いもほとんどございません。31歳で婚活スタートと、完全に出遅れましたが、赤裸々に私の婚活をお話しします。

 

婚活って何するの?

とりあえず手取り早いところは婚活パーティーだよね!ってことで、参加した婚活パーティーについてリアルに書いてみます。

今回は初めて参加した婚活パーティーについてです。

といっても、初めての婚活パーティーは実は数年前に済ませています。

そのときは婚活のつもりで参加していませんが悪しからず。

 

 

私と婚活パーティーとの出会いは約6年前。

25歳の頃です。

付き合って3ヶ月くらいで大好きな彼氏にこっぴどく振られ大変落ち込んでいました。「失恋 復縁」「失恋 復讐」など不毛なワードでネットで検索していると「失恋を癒すには次の恋が一番!」という前向きな言葉に感化され、「出会い」で今度は検索すると、どうやら婚活パーティーなるものがあるぞ、と。

 

今では当たり前の「婚活」という言葉も、当時はまだ聞き慣れない言葉で、

えー婚活?婚活っていうか、彼氏欲しい〜とその程度。

婚活パーティーなにそれ美味しい?状態です。

別に婚活パーティーなんて行かなくても、飲み会とか紹介とかあるじゃん。と余裕ぶっこいてました。

そんなのはあと数年もしたら、レッドリストなんだから、調子乗るんじゃないよ、アンタって当時の私に言ってやりたい。

 

しかしながら、婚活パーティーなんて怪しげだなあ、若い子いるのかな、と思いつつも、とにかく今は出会いだ!ということで、

同時期に彼とお別れした友人Aも誘い、初めての婚活パーティーに参加しました。

 

友人Aと私は学生時代からの長い付き合いで、彼女がこれまで歩んできた恋愛事情もよく知っています。

一言でいえば「モテ神」です。

美人で社交的なので、そりゃモテます。

いつもなら、まったりとした空気が流れる草食系コンパも、彼女が参加すれば、男性全員が彼女を狙うハンターになります。

「Aがくると男みんな持ってかれる」と、一部の界隈では出禁を食らい、一般ピープルの私には一生起きないであろう数々のモテ伝説をおっ立ててきました。

 

対して私はというと、一部の男性にのみ受けがいいニッチな女。似ている神獣はシーサー。

親類や両親から「かわいいかわいい」と可愛がられてきた為、つい最近まで「私って結構可愛いよね」と思い込んで生きてきた幸せな女です。

しかし先日、その勘違いを打ち破る事件が起きました。

友人の結婚式の二次会で流す動画を撮影するから!と言われ、高画質なiPhone7でビデオ撮影をしたところ、気付いてしまったんです、私。

「あれ、もしかして私、可愛くない…むしろブス?」って。

31歳になってようやく知った真実。知りたくなかった。

 

 

話が逸れましたが、そんなシーサーとモテ神Aは連れ立って初めての婚活パーティーに向かうのでした。